Twinberrysさん(休止中)で、死んだシムを(外で出会ったゴーストシムとかでなく)家族に加えられるのかというのが少し話題になっていたので、試してみました。
2ではまず不可能だったわけですが、3だと世帯のシムが死んだ場合、高確率で Oh My Ghost のチャンスが発生したので、それで家族に加えられたわけですね。っていうか、ああ、あのチャンスはこういうときのためにあったのかと納得しました。基本、あんまり死んだシムを蘇生したりしなかったので必要性を感じていなかったんです。
このチャンスについては、スターライトショアのヨランダ・レモンにチャンスが来て、デフォルトで死んでいる夫のジミー・レモンを家族に加えて幽霊の子どもを作ったのに他の世帯を動かしている間にその子どもがいつの間にか消えてしまってたというイヤな記憶があります。3のイヤな記憶はだいたい、子どもが消えた記憶です。
それはさておき、実験データにしているマップのキャップ家でオールバニーが死んだぞ、ということを思い出したんですが、よく考えるとオールバニーは黄泉の国に送ってしまったのでたぶん幽霊として出てこない気がします。
でも大丈夫、さらに考えて、このマップに死んだティーンがいたのを思い出しました。この子はいずれ生き返らせようと思って置いてあるので幽霊で出てくるはず。
場所は、アパートのこの家です。くしくも2の再現をしているマップのパテル家と同じ家です(左奥の何のマークもついてない部屋)。
ちなみに隣の広い家はオールバニーが死んだキャップ家です。呪われてんのか。
死んだのはこの家のティーン少年で、ロミオ・モンティの記事でちらっと書きましたが、友達の家で執拗に喧嘩を吹っ掛けられたために怒りで死んでしまいました。
まさか死ぬと思わなかったのでプレイヤーが慌ててしまってその友達に骨壺をここまで持ってこさせたんですが、考えてみると友達に蘇生させてもらうつもりなので骨壺は持ってこなくてもよかったかも。
しかし今回の実験のためには好都合。
立ち上げたら父親が息子をしのんで泣いていました。
死んだ直後は誰も泣いていなかったんですが、それもあんまりだなぁと思って骨壺に嘆かせたら泣くようになったみたいです。
2のときは思い出システムのせいで(たぶん)誰かの死の記憶があると何日かは嘆くんですが、4には思い出がないため、何かアイテムできっかけを作らないと嘆かないのかもしれません。
骨壺はこの隅っこに置いてありました。
名前はカイ(ケイか?)・シプリーです。
父親視点で骨壺をクリックしてみると、「ネザーワールドに魂を解放する」みたいなコマンドがあり、これをするともう蘇生できなくなるんじゃないかと思います。
右側には「シュガースカルに捧げものをする」みたいなのがあって、これをすると蘇生するんでしたっけ? しかしうちはイベントに全然まじめに参加していないので、もちろんシュガースカルなど集まっていません。今年もこのイベントするのかな。
これは妹のローラの視点ですが、系図のカイは故人になっていて、死因も「怒りによる死」とちゃんと書かれています。わかりやすくていいですね。
ハイスクールの成績がDだったこともバレてしまってますが。
考えてみると、2から通してティーンが死んだのは初めてじゃないかな。
隣のオールバニーの娘のミランダも同じときに死んでいるんですが、死神に懇願して助かっているし。
ローラの人間関係を見ると、カイは友達としてちゃんとここにいます。
で、ひとりおいて左にいるプレストンというのがカイを死なせた元凶です。いや元凶はプレイヤーですけどね。ローラもプレストンと面識あったのか。
ただ、友達でも幽霊に電話をかけることはできないというか、たぶんゴーストナイトとかで生成されて世帯の管理画面にいる幽霊には電話できるんじゃないかと思うんですが、このカイにはできません。
あと、家族には電話できないみたいですね。カイはこの時点で家族と認識されてないと思いますけど。スマホ持っているのに家族同士でしゃべれないとか。
ちなみに上の段の中央にいるのは、幼児パッチが来たときに適当に作って育ててみたあの幼児です。
ほかにコンテッサ・キャップと友達とか渋いな。
ところでこのアパートはたぶんデフォルトで「出る」部屋として特質が付いているんですが、なかなかカイの幽霊が出てきません。たぶんその特質と、実際に骨壺があって出てくる幽霊は別物なんだと思うんですが。
なので2日ほどは漫然と、普通に日常生活を過ごしました。
出た。
このときは、元の自分のベッドで寝ようとしているのかと思ったんですが、その後の行動を見ると、どうも悲しくてベッドにもぐりたかったようです。
父親が起きていたので父親からクリックすると、「世帯に招待する」コマンドが。
これだな。
「アパートの鍵を渡す」なんてのもありますが、なんという意味のない行為でしょうか。
父親にその世帯に招待のコマンドを実行させたんですが、ぐずぐずしていてなかなか来ないうちに息子の気分は変わるわ、本来のアパート付きの幽霊は出るわでにぎやかなことに。
その向こうで寝ているのは妹です。
再び息子が悲しい気分に戻ったところでやっとコマンドが実行できて、カイはきらーんと光ったと思うと家族の一員になっていました。もともと家族ですけどね。
「幽霊を世帯に加える」実績も解除されました。
いきなり自分の骨壺の前で嘆くカイ。意味がわからない。
ところでカイが死ぬ原因になったプレストンは性格が悪く、彼には同じように性格が悪い友達がいたという記憶があったのでそれがカイだと思い込んでいたんですが、カイが操作できるようになってから確認すると、カイとプレストンは友達ではなかったようです。プレストンの性格が悪い友達は別人でした。
カイは陰気で善人でした。
だから悲しい青色のことが多いんですね。
陰気だからというだけではなく、実は父親が悪人なので、悪人がそばにいると悲しくなっちゃうらしいのです。仲はすごく良くて友好度マックスなのに、ままなりません。
しかしいつもあまりにも悲しいので、いずれ悲しみ死をするんじゃないかと心配です。
今は幽霊だからこれ以上死なないと思いますけど。
カイはさっきも書いたように、いずれプレストンに蘇生してもらう予定ですが、それはまた別の話。